家 査定
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「家を売りたい!でもどこから手をつければいいのか分からない…」このような悩みを抱えている方も多いでしょう。家を売却するためには、まず査定を受ける必要があります。

しかし、不動産会社によって査定額はまちまちです。そのため、適正価格で家を売るには、査定に関する正しい知識が欠かせません。

そこで今回は、家の査定方法や相場、注意点など詳しく解説します。ネットから無料・匿名で利用できるおすすめの査定サイトも紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

ネットで簡単!家の査定手順を紹介

まず家の査定を受けるにあたっての大まかな流れを理解するところから始めましょう。主な流れは以下の通りです。

査定の流れ
  1. 無料一括査定を利用する
  2. 現地での査定依頼をする
  3. 現地調査
  4. 査定結果を受ける

1無料一括査定を利用する

家 査定 手順

不動産会社による査定は同じ家でも評価額が変わってきます。それぞれ独自の基準を持っているからです。

 いきなり特定の不動産会社に依頼するのではなく、できれば複数の査定額を見て比較しましょう。

ネット上には無料で家の査定を一括依頼できるサービスがあります。マイホームに関する基本的な情報を入力すると、複数の不動産会社がおおよその評価額を出してくれます。

複数の査定額を見て、おおよそ自分の家の売却額相場が分かれば、どこに依頼するのが良いか判断しやすくなるでしょう。

2現地での査定を依頼をする

一括査定サイトの結果をもとに、お願いしたい不動産会社に現地での査定依頼をします。この時も1つの業者に絞り込む必要はありません。できれば複数の業者に依頼しましょう。

 一括査定サイトで出てくる査定額は、あくまでも皆さんが入力した基本情報のみで算出しています。実際に家を見ると評価額も変わってくる可能性があります。

査定額が最も高かった業者に依頼しても、現地調査の結果、査定額が下がるケースもあります。そのため、査定額が高い業者3社程度に依頼するのがおすすめです。

3現地調査

家 査定 手順

不動産会社と訪問してもらう日時を調整したら、約束の日に不動産会社の担当者がやってきます。売りたい家を専門家の視点から調査してくれます。

場合によっては家のことについて、家主に質問することもあります。質問を受けた場合は正直に答えましょう。きちんと回答することで、より正確に家の評価額が分かります。

家の規模や内容によって多少の違いはありますが、査定は1時間くらいで終わるのが一般的です。

4査定結果を受ける

査定額はその場で出ることは少なく、後日評価額を通知されることが一般的です。依頼した不動産会社すべての査定額が出たところで、その結果を比較しましょう。

あくまで目安ですが、遅くても1週間程度で査定結果が分かるケースがほとんどです。スケジュール次第では、早くて最短翌日に査定結果が分かるケースもあります。

査定金額を比較するのはもちろんですが、担当者との相性や対応を見て、どの不動産会社に売却を依頼するか決めましょう。

家を売る前に必要な準備

家の査定を不動産会社にお願いする前に、準備すべきことがいくつかあります。以下にまとめましたので、家を売りたい方は確認してみてください。

書類の有無

家 査定 売る

家を売却するにあたって、まず買主に渡す書類がそろっているかどうか確認しましょう。売却する家がマンションと戸建てでは、必要な書類が異なります。

戸建ての場合

必要書類
  • 実測図
  • 設計図書
  • 建築確認申請書
  • 検査済証
  • 土地の境界に関する資料

マンションの場合

必要書類
  • 管理規約
  • 使用細則
  • 分譲時のパンフレット

書類は全て用意するのが望ましいですが、書類が無くても売却は可能です。

用意できない書類があれば不動産会社の担当者に正直に伝えておいてくださいね。

希望金額の設定

家 査定 売る

自分の家をどの程度の価格で売却したいか、希望金額も決めておきましょう。不動産会社に査定を依頼すると、家の評価額が提示されます。

 ただし、必ずしも不動産会社が提示した金額通りに売却しなければならない、という決まりはありません。

希望価格を決めるにあたって、いくつかポイントがあります。

希望価格を決めるポイント(例)
  • 住宅ローンの残債
  • 販売期間

例えば、住宅ローンの残債があれば、ローンを完済できる価格がひとつの目安になるかもしれません。家を売却した後も、ローンの返済は必要です。

また、販売期間によっても適正価格は異なります。なるべく早く売却したければ、目標金額は少し低めに設定するのがコツです。

ゆとりを持って売却したい方は、高めの金額に設定して様子を見ても良いでしょう。

修繕履歴の把握

家 査定 売る

家を売る場合、修繕履歴も不動産会社に伝える必要があります。

一戸建てで長年暮らしていると、家に不具合があって修繕を何度か行った物件もあるでしょう。外壁塗装やシロアリ予防対策などが一例です。

一戸建ての場合、基本的に築年数が古いほど価値は下がる傾向にあります。

 しかし、定期的にメンテナンスしている修繕履歴が残っていれば、不動産会社へのアピールポイントになります。

できれば、査定を受けたときにPRできるように修繕履歴をまとめておきましょう。

シロアリ駆除などは一見して分からないケースもあるので、自分から伝えることが大切です。

家の査定相場はどうやって決まる?

不動産会社は家の査定をするにあたって、何を見ているのでしょうか。チェックポイントが分かれば、ある程度まで家の相場を推測できるかもしれません。

一般的に、家の査定相場を左右する要素は以下の通りです。

査定相場を決めるポイント
  • 築年数
  • 広さ・間取り
  • 立地条件
  • 日当たり

築年数

家の査定相場を決める際、大きなウエイトを占めるのが築年数です。

 一般的に家の価値は新築をピークに、築年数の経過とともに下落する傾向にあります。

上物の築年数と査定相場の関係は、以下がひとつの目安だと言われています。

上物の築年数と相場の関係

上物の築年数 上物の査定相場
約10年 新築時の5割程度
約15年 新築時の3割程度
約20年 新築時の1割程度

基本的に築年数が長くなるほど、物件の価値は下がっていくので、売却を迷ったらなるべく早く売るのがおすすめです。

法定耐用年数も確認

家 査定 相場

また、築年数に関して、ぜひ覚えておきたいのが法定耐用年数です。

法定耐用年数とは?
減価償却資産が利用に耐える年数のことです

建物の法定耐用年数は建物によって、以下の通り設定されています。

建物のタイプ 年数
木造 22年
軽量鉄骨プレハブ造(骨格材肉厚3mm以下) 19年
軽量鉄骨プレハブ造(骨格材肉厚3mm超4mm以下) 27年
重量鉄骨造(骨格材肉厚4mm超) 34年
鉄筋コンクリート造 47年

基本的に法定耐用年数を過ぎた物件は、建物の価値がほとんどないと考えておくのが無難です。

 例えば、一戸建てに多い木造の法定耐用年数は22年なので、築年数22年を過ぎると物件の価値は期待できません。

築年数から相場を判断する場合は、必ず売りたい家の法定耐用年数が何年か確認しましょう。

広さ・間取り

家 査定 相場

家の広さも査定金額を決める要素になります。一戸建ての場合は床面積、マンションなら専有面積が査定相場に影響します。

 基本的には広ければ広いほど、査定金額も高くなります。

部屋の間取りも査定の中で重視される項目です。使い勝手の良いレイアウトであれば、加点要素になる可能性があります。一方、間取り次第でマイナス査定になるケースもあるので注意が必要です。

マイナス査定になる主な項目
  • 水回りの導線が効率的でない
  • 間口が狭い
  • マンションの角部屋 など

例えば、マンションの角部屋は一見すると日当たりが良くプラス査定になりそうですが、柱が多く設置されている可能性があります。

家具の配置が難しくなる恐れがあり、マイナス査定になるかもしれません。

立地条件

家 査定 相場

立地条件も家の価値を決める重要な要素のひとつです。まず確認したいのが最寄り駅までの距離です。

 駅から徒歩5分圏内など交通の便に恵まれているところであれば、査定でプラス評価されます。

電車だけでなく、近くにバスが運行しているかどうかも評価対象に含まれます。バスの運行本数が多く利便性に優れていれば、その分プラス評価が期待できるでしょう。

また、日常生活に欠かせない施設が近くにあるかもチェックされます。

近くにあると好ましい施設
  • スーパー、コンビニ
  • 病院
  • 銀行
  • 学校 など

そのほか、道路に面している家であれば、間口が十分にないと車を入れられないなど不都合が生じるため、高額査定が見込めなくなってしまいます。

日常生活に必要なアクセスと施設の充実度に注目しましょう。

日当たり

日当たり良好は、物件のチラシや不動産会社のホームページでしばしば見かけるワードです。

 日当たりの良い物件は人気が集まりやすく、高値の査定が付きやすい傾向にあります。

日当たりの良し悪しはネット査定ではなかなか評価されません。日当たりのいい家であれば、Web査定よりも査定額が高額になる可能性もあります。

そのほか、家の採光がどうなっているかも査定でチェックされる項目です。

リビングに十分な窓が設置されているかや、バルコニーの広さや位置などが重視されます。

家を査定する際の注意点

家を売る際には、いくつか注意すべきポイントがあります。このポイントを見落としていると、売却した後でトラブルに発展する可能性もゼロではありません。

そこで、家を査定するなら知っておきたい注意点を紹介します。後悔しないためにも、ぜひ一読してみてください。

希望があれば伝える

査定をお願いする際に、何か希望があればきちんと担当者に伝えておきましょう。希望に合った販売戦略を不動産会社が考えてくれるかもしれません。

伝えること(例)
  • いつまでに売りたいのか
  • どの程度の価格で売りたいのか
  • 連絡の方法(電話とメールどちらの方が対応しやすいか)
  • 宣伝活動を近所の方に知られても良いか など

ご近所トラブルや離婚で家を売却せざるを得なくなった場合、周りに売ることを知られたくない方もいるでしょう。その場合は、内緒で売りたい旨を伝えるのがおすすめです。

売買期間を確認しておく

家 査定 注意点

家を売る場合、売却にかかる期間を確認しておきましょう。

 具体的な期間は状況によって異なりますが、約4カ月程度を見込んでおきましょう。

販売期間に3カ月、買主との契約から物件引き渡しまでに1カ月かかるのが一般的です。

スケジュールを逆算して査定を依頼する時期を決めましょう。

不具合も伝えること

築年数の経過した物件だと、いろいろと劣化も出てくるでしょう。査定にマイナスになる可能性があるため、できれば隠したいと考えるかもしれません。

 しかし、不具合のある個所は査定の段階で正直に伝えましょう。今後トラブルに発展する恐れがあります。

事実を隠して不具合のある物件を売却すると、契約不適合責任が生じます。

契約不適合責任とは?
引き渡した物件が契約内容に適合しない場合、契約売主が買主に対して負うこととなる責任です。

欠陥などの重要事項を隠して売却すると、後々買主から賠償請求される可能性もあります。賠償金や慰謝料請求だけでなく、契約破棄となるかもしれません。

少しでも気になる点があれば、その旨を前もって担当者に伝えておきましょう。

【匿名・無料】不動産一括査定サイトおすすめ3選

すまいValue

すまいValue

すまいvalueは、不動産業界をリードする6社にまとめて査定依頼できる「不動産売却ポータルサイト」です。

年間11万件以上(2019年6社合計)の売買仲介取引を成約している実績・経験を基に適正な査定価格を提案してくれます。売却成約率は79.7%と高く早期売却が期待できます。

※2019年4月~12月に査定依頼があり売出した物件が、2020年3月までに成約に到った割合

最大査定件数 最大6社
提携業者 6社
運営会社 小田急不動産/住友不動産販売/東急リバブル/野村不動産ソリューションズ/三井のリハウス/三菱地所ハウスネット

出典:https://sumai-value.jp/

イエウール

イエウール

イエウールは、ネット上で不動産の無料一括査定が可能です。国内の大手不動産会社はもちろんのこと、地元密着型の優良不動産会社など、全国1,600社以上の不動産会社と提携しています。

また、悪徳企業を排除しているのもイエウールの特徴です。クレームの多い企業は、イエウールが契約を解除しているため、優良な不動産会社が集まっています。

最大査定件数 最大6社
提携業者 1,600社以上
運営会社 株式会社Speee

出典:https://ieul.jp/

HOME4U

HOME4U

HOME4Uは、国内初・日本最大級の不動産一括査定サイトです。売りたい物件と全国1,500社以上の不動産会社をマッチングし、利用者に合った不動産会社を最大6社おすすめします。

提携する不動産会社は、それぞれの地域に精通した企業を厳選しているのが特徴です。その地域に適した広告手法と価格で売り出すことで、早期売却を実現します。

公式サイトの文言によります。

最大査定件数 最大6社
提携業者 1,500社
運営会社 株式会社NTTデータ・スマートソーシング

出典:https://www.home4u.jp/

査定サイトの選び方

家の査定は匿名でも可能です。ただしインターネットで無料査定してくれるサービスは複数あります。ここでは、査定サイトを選ぶにあたって、押さえておきたいポイントを紹介します。

提携している不動産会社の数

家 査定サイト 選び方

ネット査定に申し込む際は、提携している不動産会社の数をチェックしましょう。

 大手だけでなく中小の業者まで、幅広くカバーしているサービスがおすすめです。

不動産会社の中には地域密着型で営業している業者もあり、大手ではカバーしきれない細かなエリア情報を持っている店舗もあります。

大手より中小企業の方が高額査定になるケースもあります。

対象エリア

家 査定 選び方

一括査定サイトによって、カバーしている対象エリアが異なります。特に地方在住で家を売りたい方は、まず対象エリアを確認しましょう。

 都市圏はカバーできていても、地方は対象外となるケースや査定できる不動産会社数が少ないケースもあります。

査定サイトによって、得意としているエリアは様々です。自分が売却する物件エリアに強みがあるサービスを選びましょう。

プライバシーポリシー

家 査定サイト 選び方

一括査定サイトが信頼できるかどうか見極めるポイントのひとつが、プライバシーポリシーの有無です。

 信頼度の高い査定サイトであれば、プライバシーポリシーに関する記載がサイトのどこかにあるはずです。

プライバシーポリシーは個人情報保護方針とも言われ、基本的にサービス提供のためだけに個人情報を利用する旨が書かれています。

もし提供した個人情報が不当に取り扱われると、何らかの被害を被る恐れもあります。

安心してサービスを利用するためにも、サイトの運営会社もチェックしておきましょう。

まとめ

ここまで、家を査定する流れや査定相場の決まり方、査定を受ける際の注意点など解説してきました。

家の査定は無料・匿名でネットから可能です。家の査定自体は手順さえ知っておけば、誰でも簡単に行えます。

ただし、売却には一定の期間がかかります。さらに、築年数の経過とともに家の価値も下落する傾向にあるため、家を売りたいと思ったら素早く・余裕を持った行動が大切です。

今回の内容を参考に、一括査定サイトや訪問査定などを活用して、ぜひ信頼できる不動産会社を見つけてください。

・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
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