マンションの資産価値維持と長寿命化に向けマンションドクターと業務提携いたしました

2025/07/15

都市型マンションの資産価値維持と長寿命化に向けた取り組み
デュアルタップグループ、漏水対応専門企業と戦略的提携

マンションデベロッパーとして都市型不動産開発を手掛ける株式会社デュアルタップ（本社：東京都中央区、代表取締役社長：臼井貴弘、東証スタンダード・名証メイン：3469）のグループ子会社である株式会社デュアルタップコミュニティ（本社：東京都中央区、代表取締役社長：池田秀人）は、築古マンションの漏水対応に特化した専門会社である株式会社マンションドクター（本社：埼玉県さいたま市、代表取締役：小山敬）と業務提携を締結いたしましたので、お知らせいたします。

デュアルタップ×マンションドクター業務提携

■社会課題となる「築古マンションの老朽化」への解決アプローチ

日本国内の分譲マンション総数は約700万戸（2023年末時点）に達し、そのうち築40年以上の物件は約136.9万戸にのぼります。さらに今後10年でその数は2倍の約274.3万戸、20年後には3.4倍の約463.8万戸へと急増すると見込まれており、老朽化に伴う設備トラブル、特に漏水事故は全国的な社会課題となっています。
漏水は、発生時の影響が広範囲に及ぶうえ、原因調査や保険対応など管理会社や管理組合にとっても大きな負担となります。特に、高齢化が進む管理組合役員や少人数体制の管理会社では十分な対応が困難となるケースも増えているのが現状です。

■提携の目的と意義

こうした状況を背景に、このたび当社は、漏水事故の“かかりつけ医”として業界内で注目を集めている「株式会社マンションドクター」と提携することで、以下の体制を構築します。

・夜間・休日を問わず迅速な駆け付け対応が可能な緊急支援体制の確立
・管理組合・居住者・管理会社の負担を軽減するプロフェッショナル対応
・資産価値の低下を防ぎ、安心・安全な住環境を維持する管理基盤の強化

この取り組みは単なる業務効率化にとどまらず、「急増する築古マンション問題」という社会課題の解決に向けた一歩であり、管理事業者としての責任を果たす新たな挑戦でもあります。

■提携による主な効果

・社会課題である漏水事故への“即応型”支援体制を整備
・24時間365日対応による居住者の安心感向上
・保険知識・管理知識・修繕ノウハウを併せ持つ専門会社による総合対応
・管理会社・管理組合の業務負担の大幅な軽減と業務品質の向上
・分譲マンションの健全な長寿命化と資産価値維持への貢献

■ デュアルタップコミュニティ代表池田秀人コメント

社会課題への対応を成長機会に

近年、築年数を重ねたマンションにおける漏水事故の増加は、もはや一企業の課題ではなく、全国的な社会課題であると捉えています。こうした現実に対し、管理会社としてどのように備え、どう支えていくかが強く問われています。
このたび、漏水対応における専門性と実績を有する株式会社マンションドクター様との提携を通じて、「万が一のときに頼れる管理体制」を、より確実なものとすることができました。

今後は、夜間・休日を含むあらゆる漏水リスクに即応可能な体制の構築に加え、老朽化対応に関する啓発活動や保険連携の仕組みづくりなど、業界の枠を越えた社会的な取り組みにも積極的に挑戦してまいります。
これからも、マンションで暮らす人々の「住まいの価値」を守り抜くために、誠実かつ先進的に取り組んでまいります。

■ 当社（株式会社デュアルタップ）について
当社は、総合不動産会社として「23区・駅近・高機能マンション」をコンセプトに、資産価値の高い個人投資家向けワンルーム型マンションブランド「XEBEC（ジーベック）」シリーズの企画・開発・販売を主力事業とし、賃貸管理、建物管理、海外不動産などを展開しています。真に価値ある商品を提供するとともに、資産運用中のバリューアップに寄与するさまざまなオペレーションを展開し、企業価値向上を図ってまいります。

デュアルタップ会社概要

会社名：株式会社デュアルタップ（Dualtap Co., Ltd.）
代表者：代表取締役社長　臼井貴弘
所在地：東京都中央区日本橋久松町4-7
事業内容：不動産開発・販売事業、不動産管理事業、海外不動産事業
設立：2006年8月
資本金：266,921千円（2025年３月末日時点）
証券コード：3469（東証スタンダード・名証メイン）
URL ：https://www.dualtap.co.jp